フィナステリド錠の特長
「プロペシア」のジェネリック医薬品
当院では、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として米国メルク社が開発した「プロペシア」のジェネリック医薬品「トーワ」を処方しています。2016年9月20日より販売が開始されており、主成分である「フィナステリド」が男性ホルモンの働きを抑制し、抜け毛を予防、AGAの進行を遅らせます。プロペシアは、AGA患者様の98%に効果が確認されている薬剤です。
ジェネリック医薬品とは?
医療機関で処方される薬には、最初に発売される「先発医薬品(新薬)」と、その後に販売される「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」があります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許が切れた後に販売され、同じ有効成分を持ちながらも、一般的に価格が安いのが特長です。AGA治療は長期的な継続が重要であり、ジェネリック医薬品を利用することで経済的な負担を軽減しながら、治療を続けることができます。
DHTの産生を抑制し、抜け毛を予防
フィナステリドは、5α-還元酵素を阻害することで、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制します。DHTは、AGA患者様の頭皮脱毛部分に多く存在し、髪の成長を妨げて脱毛を引き起こします。プロペシア(フィナステリド)は、DHTの産生を抑えることで抜け毛を防ぎ、AGAの進行を遅らせます。 ※薬の処方には、事前に血液検査が必要です。
※DHTが多く産生される体質の方は、特定の遺伝子の塩基配列が関係しています。ご家族に薄毛の方がいる場合、その遺伝子配列を受け継ぎ、DHTが多く産生されやすい可能性が高いと考えられます。
このような方におすすめ
✓髪の毛の細さや、抜け毛が気になる男性
✓髪の生え際(M字部分)や頭頂部の薄毛が気になる男性